①企画の経緯
企画を考えるにあたり私たちはまず、与件にある「人と人が繋がる」について議論し
人と人が繋がる形はたくさんあるが、生身の人間が会話をして"嬉しい"や"楽しい"といったポジティブな感情を共感しあうことこそが人と人が繋がる理想の形である という結論に至りました。
しかし、今の世の中に、そんな状況は多く存在しているでしょうか?
多くの人が普段の生活を無表情に過ごし、たくさんの人がいる場所でもまるで独りでいるかのような、冷たく殺伐とした空気を感じた事はありませんか?
私たちはそんな現状を、温かくほのぼのとしたものに変えたいと考えました。
…実は私たちAチームは初め、身近な人と人の繋がりであるこのチームで、まさにその殺伐とした世の中を再現したような雰囲気の中でなかなか進まない話し合いをしていました。
そんな中でも話し合いが捗る時があり、その時には笑いが起きていることに気がつきました。
そこで私たちは笑顔がある場所の温かさや、笑顔があると単純に話がしやすい、人と繋がりやすいということを知り、それと同時に、そのきっかけとなる最初のひと笑いを起こす難しさも知りました。
なのでコンセプトを「みんなで協力して笑いを生みだし、円滑なコミュニケーションを作る仕掛け」として、複数人で身体を動かすことで、そこにいる人たちが笑うような仕掛けが作動する試作を考えました。
そして殺伐とした空気を壊してくれる突拍子もない理不尽な存在として赤ちゃんに着目し、具体的な案として『びっぐべぃびぃ』が誕生しました。
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